月別 法要並びに行事
一月 修正会  初法筵  御正忌報恩講  おみがき
初会議
二月 以信会御消息  春季永代経法要
三月 春季彼岸会  おみがき
寺維持金集金
四月 以信会御消息  以信会婦人会追弔会
五月 花祭り敬老会  婦人会清掃奉仕
六月 おみがき
七月 以信会御消息  作上り法筵
八月 盆会  婦人会法筵
九月 秋季彼岸会  おみがき
御本山護持金集金
十月 以信会御消息  秋季永代経法要
十一月  
十二月 門徒報恩講  婦人会清掃奉仕

修正会(1月1日〜3日)   ▲年間行事一覧へ

元日の朝、7時より本堂で勤まる朝のつとめを修正会と言います。真宗門徒として正月の一年の始まりに本堂でお参りをして、合掌礼拝の一年をお迎えさせていただく喜びを、御門徒と一緒に味わう朝であります。
お勤めが終わった後は参詣者にお屠蘇を進呈し、元日の挨拶とします。

御正忌報恩講(1月22日〜28日)   ▲年間行事一覧へ

宗祖親鸞聖人の御命日11月28日を御正忌と呼び慣わし、前7日間にわたって勤まる法要を御正忌報恩講と言います。本山では11月の御正日にお勤めしますが、福浄寺では時期をずらして1月にお勤めします。
この法要の中で、宗祖聖人がお教え下さった本願念仏の教えを聞き開き、如来より賜った念仏信心の恩徳、その念仏を私の所まで届けて下さった師主知識の恩徳に報謝するための御縁として勤めます。このように真宗門徒にとって最も大事な法要であり、その荘厳(おかざり)は餅を積み重ねたお飾りをお供えし、素晴らしい仏華を立て年中の法要の中でも最上のお荘厳となります。
日中の法要後は参詣者に精進料理のお斎も振舞われます。

春季・秋季永代経法要(2月・10月)   ▲年間行事一覧へ

「永代経」というお経があると言う事ではなく、お釈迦様が説かれたお経を永代まで伝え、相続して行く為の法要が永代経法要です。又、永代に私達の時代まで伝承し相続して下さった先師、先祖の御恩を偲ぶための仏事でもあります。本堂の内陣には三幅の法名軸を掛け、読経中には外陣にてお焼香をいただきます。
春季法要では、参詣の方は各家々より御仏供米を持ち寄り、法要後には各地区別に昔ながらの精進のお斎の案内があります。

春季・秋季彼岸会(3月・9月)   ▲年間行事一覧へ

そもそも彼岸とはただ「お墓に参る」為だけの期間ではありません。彼岸とは「彼の岸」つまり清らかなお浄土の世界を指し示す言葉です。その「彼の岸」のお浄土の教えを聞き開いていく中で「此の岸」この世の迷いの世界で生きる、私達の本当の依り所を尋ねさせていただく仏事です。
丁度、彼岸の中日は太陽が真西に沈みます。その日没の方向にお浄土の存在を観じ、その浄土に往生された先祖を偲んでゆくことが大事なことです。
その先祖を尋ね、偲んでいくことの一つがお墓参りをすることでしょう。

以信会婦人会追弔会(4月)   ▲年間行事一覧へ

亡き方の霊を鎮める、追善供養という意味で行われる法要ではなく、亡き人、先祖を偲ぶことを縁として仏法のご縁の会わせていただく法要であります。又、法要中に以信会、婦人会それぞれの総会が開催されます。

花祭り敬老会(5月)   ▲年間行事一覧へ

お釈迦様の誕生(正式には4月8日)をお祝いすることを機縁としてお釈迦様の誕生の意味、又自らがこの世にいのちある者として生れてきた意味を確認する法要です。
その花祭りに合わせて御門徒の中で70歳以上の敬老者にご案内を出し、花祭り敬老会が開催されます。お勤め、法話の後はみのり幼稚園・みのり保育園の園児から劇の出し物があったりかわいい歌を歌ったりと、にぎやかに法要が勤まりお釈迦様の誕生に花を添えます。
法要終了後は祝宴もあり、大変にぎわう法要です。

作上がり法筵(7月)   ▲年間行事一覧へ

「作上がり」とは田植えの作がほぼ終わった(上がった)事を意味し、その時期に勤められる法要が作上がり法要です。以前から5月の下旬から6月は農繁期で、御門徒のほとんどは農家であったこともあり、寺での法要はなく、その田作りも一段落した時期に勤められる法要ですのでこの名の意味があるのでしょう。
又、他の地域では「虫供養」とも言い、田畑を耕作したときに死んだり住みかを奪われた虫達に申し訳ないという意味を込めて勤められるとも聞きます。
しかし、現代では農業をされる家庭も減少し、大小の生き物と共に生きているという実感も無くなりつつあるのではないでしょうか。そういう意味では、これから先も相続していきたい法要です。

盂蘭盆会法要(8月)   ▲年間行事一覧へ

一般的には「お盆」という呼び名で親しまれていますが、正式には「盂蘭盆」と言う名が始まりです。「盂蘭盆」とはインドの言葉で(ウランバーナー)の音写語で「倒懸」と訳されます。逆さ吊りの苦痛という事を意味します。盂蘭盆経というお経によれば、目連尊者(お釈迦様の弟子で神通第一の弟子)は死んだ母が餓鬼世界に堕ち苦しんでいるのを知り、仏の教えに従って7月15日に僧達が僧懺悔の自恣をするに当たり食物などの布施をしたところ、その功徳で母が救われたという物語があります。
 しかし真宗では亡き人に善行を回向したり施しをする思想はありません。ましてや決まった時期(お盆やお彼岸)にあの世から帰ってくるという考え方もありません。だからといってお盆のお勤めをないがしろにするわけではなく、亡き人も喜ばれたお念仏のいわれを訪ねる事であり、先祖を通していのちのつながりや、いのちの不思議さを再確認する、そういう期間としてお勤めします。

門徒報恩講(12月)   ▲年間行事一覧へ

福浄寺の一年は「御正忌報恩講に始まって、門徒報恩講に終わる」という、一年間が報恩の仏事として勤められるわけです。この法要は御門徒と一緒に勤める報恩講で、福浄寺では家々を一軒ずつお参りするのではなく、各地区別にお寺へお参りいただいてお勤めされます。親鸞聖人の本願念仏のみ教えを共に聴聞させていただく大事な仏事です。お昼は各地区持ち回りでお世話、お斎の準備をし、それぞれの地域の味が出された精進のお斎が振る舞われます。